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JapanExpo について
フランス・パリで毎年開催されている「Japan Expo」は、2013年度で14回目の開催となるヨーロッパ最大の日本文化とエンターテイメントの祭典です。
JapanExpo http://www.japan-expo.com/en/
2012年度の開催では12万m²の会場に21万人を超える来場者が訪れ、開催中は鉄道等も臨時運行されるほどの大規模イベントとなりました。
ジャパンエキスポの評判はヨーロッパの枠を超え、日本でも多くのニュース番組で取り上げられるています。
ヨーロッパで日本文化を普及させた功績を称え、２００９年に外務大臣賞、２０１１年には総務省後援 第１６回AMD功労賞を受賞するなど、欧州最大の日本フェスティバルとして日本文化の発信に貢献しています。
名称： Japan Expo
開催会場：パリ・ノールヴィルパント展示会会場
会場面積：120,000㎡
主催：SEFA EVENT
開催会場：パリ・ノールヴィルパント展示会会場
会場面積：120,000㎡
主催：SEFA EVENT
２０１３年度来場者予測：２３万人/４日間
メディア：１１００社
出展ブース：８００社
ジャパンエキスポは、４つの大きなカテゴリに分かれています。
１・アニメカルチャー
２・ポップカルチャー
３・現代文化
４・伝統文化
毎年、参加ゲストも豪華です。
きゃりーぱみゅぱみゅ （２０１２年）
ももいろクローバーZ （２０１２年）
AKB48 （２００９年）
聖飢魔II（２０１０年） X Japan （２０１０年） モーニング娘。（２０１０年）
COPYRIGHT : SEFA EVENT
大手企業の出展も多く、ワンピース、ナルト、ファイナルファンタジーなど、巨大ブースが立ち並んでいます。
COPYRIGHT : SEFA EVENT
ジャパンエキスポというと、「アニメ」「コスプレ」「ポップカルチャー」といったイメージが強いですが、確かに会場の７割は、アニメ、ゲーム関連の出展となっています。
ジャパンエキスポは、この「アニメ」「ポップカルチャー」に偏ったイベントから、上記４カテゴリをバランスよく伝える日本フェスティバルに移行していきたいといった構想があり、そこにたまたま私が尋ねたのが、今回のプロジェクトのスタートとなったのです。
連日、東京ドーム３個分の巨大ホールに、真っ直ぐに歩くことができないほどの来場者があり、その全てが「日本好き」という、非常に不思議な空間がそこにはあります。
大手企業のブースは、いかにもお金がかかっていますが、約半数は、怪しげなアジア企業の出展で、粗悪な日本グッツを販売していたりします。
欧州最大の日本フェスティバルという影響力から、多くのメディアやバイヤーが集まり、そこからビジネスに発展するケースも多々あります。
また中央省庁とのつながりも強く、産業、観光の出口を模索しているところでしょう。
ここ数年、観光自治体、空港会社などの出展も多くなり、２０１３年は「くまもん」「ひこにゃん」のゆるきゃら対決など、各自治体も精力的に出展し始めています。
このように、毎年変化を続けるジャパンエキスポですが、本流の「アニメ」「コスプレ」はそのままに、来年１５周年を迎えるに当たり、より本質的な日本文化の発信をしていきたいと考えています。
その「文化」「伝統」「産業」「観光」を担うのが、ジャパンエキスポとの合同委員会「JapanMoment」となっていきます。
（筆者：中島）
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