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こだわるからゆえの葛藤


好きな仕事でこだわりが強い場合、お客さんのニーズに合わせることを妥協だと感じてしまい、その強すぎるこだわりのせいで、商売は上手くいっていないところもあります。

ここでの問題は、「好き」という部分と、「仕事・商売」とのバランスに苦労されています。

その「こだわり」が評判となり、商売が上手くいけばいいのですが、逆にニーズに合わせられなければ商売も上手くいきませんし、自分も苦しみます。

商売を上手く行かせるコツは、ニーズに合わせられるかだと思っています。

お客のニーズに合わせることができるなら上手くいき、
自分のこだわりを通したいのであれば、趣味に変えるべきでしょう。

ちょっとだけ高級な飲食店のオーナーさん

不況の煽りも受けて外食が減る中、何かしないとと考えていました。

今まではやっていなかった「ランチ」をやることに。

まずここが一つ目の葛藤でした。

店のイメージとこだわりから、値段を落としたランチには手を出したくないという「こだわり」があったようです。

2つ目の葛藤は、値段を抑えるために、食材のレベルを下げるということです。

職人料理人のオーナーは、良いものを提供したいという思いでお店をスタートさせました。
そこで、ランチ用に食材の質を落として値段を下げるということに、自分が許せなくなったそうです。

かといって、ディナー用の高級食材ばかりではもちろん採算取れません。

こうした葛藤がしばらく続いたそうですが、最近は、安くても旬のおいしい食材はたくさんありますので、これらをどうやってお値打ちに提供できるかを追及するようになり、葛藤は消えていったそうです。

採算、生活、売り上げのために、妥協しなければならないことが多々出てきます。

本当はここまでやってあげたいんだけど、これ以上は採算が合わなくなるといった葛藤。
経営者の方は皆さん感じたことはあるでしょう。

好きなことであったり、職人気質な方ほど、この葛藤が強くなります。

もっとやってあげたい。
もっと良いものを提供したい。

お客さんに喜んでもらうために考えるサービスです。

でもそれには線引きがあいまいになり、利益を削りサービスを増やすことにもなりかねません。

親子で旅行中、飛行機事故などで酸素ボンベが落ちてきたら、まず親から先に装着して、その後に子供に装着します。

小さい子供を先に装着させていると、その間に親が呼吸できなくなり動けなくなるからです。

例えがいいかはわかりませんが、経営も同じこと。

自分の利益があってこその継続です。

ですから、儲けるところでは、きっちりと儲けましょう。

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