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起こる状態への対応


起こる状態への対応

ラッキーなことアンラッキーなこと、新しい出会い、悲しい別れ。

日常から何かしらの変化が起こった時シナリオが動き始めたサインです。


だから「何か」が起こったのです。

それは「良いこと・悪いこと」と今の感情で判断してしまいがちなのですが、大きなシナリオが完成していく過程、ドラマで言う「山あり谷ありラストはハッピーエンド」といった感じでしょうか?山も谷もない平坦な人生ドラマは用意されていないものです。


もし行動を起こしてアンラッキーな出来事が起こったとしましょう。これを例えてみます。

「あるプロスポーツ選手が交通事故で両足切断の大事故に見舞われました。
もちろん選手生命は閉ざされたわけですが、彼はそこから努力し、パラリンピックで車いすの競技で金メダルを獲得。その後、身体に障害を持つ方々の希望となり、みんなを励ましていく人生を送りました。」

このお話で、交通事故は確かにアンラッキーな出来事でした。しかし、彼の人生はアンラッキーな人生だったのでしょうか?

またビジネスの世界でも同じで、とても大きな試練を乗り越えて成功した事業家や、挫折によって学んだことを経験に、大成功した方のお話を聞いたことがあるかと思います。

こうして考えてみますと起こる事象はプラスでもマイナスでもないシナリオ進行の出来事で、これをプラスに捉えるのもマイナスに捉えるのも本人次第。

一つ確定していることは、シナリオ通り前に進んでいけば、最後は必ずハッピーエンドが待っているということです。

傷つきたくないならその場で止まっていればいいんです。

前に進むからケガもするし痛い思いもするのです。

起こる出来事をマイナスに捉え、シナリオ途中で断念することは、せっかくのハッピーエンドを迎える山場直前の谷の状態で放棄するのと同じで、そのまま悲しいラストを迎えることにもなりかねません。

行動を起こして、何かが起こることがあります。それはこのように、ラッキーな出来事だけではないということですが、止まっていたシナリオが動き出したというとても重要な出来事が起こったということで、ぜひとも前向きに捉えていただければと思います。

 
(筆者:中島)

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