成功へのスピードを高める3原則

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タイミングのズレ

 

「来年4月には独立したいので今準備しています。」

事業計画のように予定されていくものはいいのですが、起業の時期をこのような決め方をされる方がおみえです。

これももちろん例外があるでしょうが、このパターンの独立は、何を基準にしているのか、少々疑問があります。

「仕事のキリがいいから」
「年度末だから」
「漠然とした予定ではダメなんで立てた予定」


でも、
重要なのは、「いつ、何をするのか?」ではなくて、「チャンスの波をつかむこと」ではないでしょうか?どうも、自分のタイミング起業をしようとしている方が多いです。

ブログの「起業」に書いたように、やる内容よりも、周りがそれをするように準備をしてくれるというのを待つという考え方ですが、ここでもこのタイミングというのがピッタリと当てはまっています。

人生のバイオリズムとチャンスの周期は、バラバラの波で、自分の独立したい時期に、

ピッタリとチャンスの波が訪れるなんてことは、まずありえません。

大体は、自分が忙しくて、他のことなど考えられない時に限って、人生を大きく変えるチャンスの波が来たりするものです。

そして、ほとんどの人は、「自分のタイミング」を重視して、「チャンスの波」をつかみません。

チャンスといっても、いきなり宝くじの当たり券が来るわけではないので、会社を辞めたり、仕事を変えたりするのにはリスクがあります。


人生で大きな成功をつかむのであれば、得られるリターンに見合うだけのリスクを犯す必要は当然あります。
でもリスクを取らない者にはリターンを得る資格がありません

不安や恐れに負けない気持ちが重要なのは当然ですが、同時に、チャンスを読み取る感覚が大事になってきます。
 

「自分の好きか嫌いか」と「流行るか流行らない」は別です。

携帯電話の代理店をやっている方は、携帯電話が死ぬほど大好きだから始めたわけではなく、これから流行ると思ったから事業を始めたということ。

流行を起こす前のタイミングに仕掛けることが大切になります。

自分のタイミングで起業するというのは、自分の勝手な思いつきで動いているに過ぎません。

当然、今の仕事の引継ぎやキリはあるでしょうが、それすらも、チャンスの波が来たのであれば、無理無理でもやらなければならないのです。

サーフィンで波が来た時に、全力でパドリングします。

その時に全力を出さなければ、過ぎた波を見ながら全力を出しても、その波に乗ることはありえません。波は乗りたい人のことなどお構いなく過ぎ去っていくのです。

もちろん波乗り前には、十分な準備とトレーニングすることは当然です。

せっかく波に乗っても、立ち方や操作方法がわからなければ、波はお構いなく進んでいき、振り落とされることもあるわけです。

ですので、波に乗るために準備して、波を待っています。

当然乗った後は最後まで乗り切れるだけの技術や知識を持ち合わせています。

とりあえず乗ってみるで、最後まで乗り切れるほど甘いものではないということです。

この準備というのが、今の会社で十分に学び成果を上げ、責任を背負うということで、身につきます。今の仕事での成果はイコール独立したときの成果と同じです。

「俺は○○だったら本気だすよ」
「俺が本気だしたらこんなもんじゃないよ」

もうね、お子様じゃないんだから、こんなことはいいませんよね。

でも、今の会社に文句を言って、「○○がいなければやる気になるんだけど」
「○○はおかしい」と言っているのも同類なんですよね。

高い意識を持って目の前の課題をクリアしていくことで、次のステージが用意されます。
それが独立ということになるのか、ヘッドハンティングなのかはわかりませんが、ステップアップは間違いないです。

いずれにせよ、今の仕事を充実させることが最重要で、他に移ったら頑張れると思うのは、隣の芝と同じでしょう。

もっとできることがあるはずです。

他人は変えられないけど、自分は変えられます。

どうせ今の会社は卒業して、次のステップに移るつもりがあるのなら、全力で今の会社を何とか変えてしまいましょう。

その意識が具現化して形作られ、成果として表れ、周りの評価は後から上がってきて、会社にとって重要な人物になった時に、独立の波がやってきて、今の会社か独立かを苦悩するという喜ばしい選択肢が出てくることでしょう。

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