成功へのスピードを高める3原則
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起業をギャンブルにしない
これから起業を考える場合、今の会社を辞めて起業するといったパターンが一般的です。
そうなると、起こした事業がうまく軌道に乗るまでは、持ち出しが続くことになります。
このことから、「最低3ヶ月分の運転資金を持ってからスタートさせましょう」ということになるわけですが、軌道に乗せるまではどうなるかわからないわけですから、ある意味ギャンブルです。
もし軌道に乗せる前に資金が尽きてしまったら、失うものは大きすぎます。
今までに投資した資金、運転資金、貯金を全て失うだけでなく、借り入れた資金が借金としてのしかかります。
さらに職を失い、新しい仕事もすぐには見つからずといった状況に、家族のストレスも大きくなっていきます。
いくら立派な事業計画書や予算書を書いても、実際のお客さまの動きはわかりません。
となると、頭の中に描いた理想パターンに基づく事業計画書となり、計画通りに行かせる為に頑張って動くといった精神論・根性論となります。
起業セミナーなどで、この事業計画書などの計画書の重要性が出る場合が多いのですが、私は今一つしっくりこない点です。
良いアイディアを考え出し、事業計画書で数値化し、販売、資金などの各計画書に落とし込んでいくわけですが、まず最初の「良いアイディア」がはたして利益の出る「良いアイディア」なのでしょうか?
数値が実体験から出てくる数値であれば、かなり実現性の高いものになりますので、2店舗目や拡張展開の場合は非常に有効ですが、まったく新規の場合は、動きそのものが推測の範囲となり、信頼できない数値となります。
そうなると、最初の起業はどうやって進めていけばいいのか?ということになりますが、私はこうしたギャンブルをしないようにとアドバイスをしています。
やったことがなければ見えない数字ですので信頼してはいけません。
売り上げ予測は絵に書いた餅。
それを後から精神論で何とかしようと考えない方がよいでしょう。
開業するということは、多くのリスクを背負っています。
今の職を辞め無収入になること。そのことへの家族の不安。預金を切り崩す不安。
そこにさらに儲かるかどうかわからない「未来のリスク」を背負うのは、あまりにリスキーです。
かといって、今のままでいいんだろうか?と悩んでいる方もおみえでしょう。
ではどのように起業まで組み立てていけばいいのかを、明日書いていきたいと思います。
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